
家庭では、順調に生活できているし、
ひどく困らせることもないのに、
園や学校など、
集団生活に馴染めない
という子どもは少なくありません。
このような困りごとにも実は
発達は道すじ
発達には順番(プロセス)がある
ということを理解することで、
子どももそして親や先生も
安心して、より心地よく過ごせるようになる
可能性があります。
では
集団に馴染み、充実した生活を送るためには、
どのような発達が必要でしょうか?
それは
①自分を認識できる
②自分以外の物や人を認識できる
そして
③大人との関わり→子ども同士の関わりができる。
などの発達が必要です。
そして何よりもまず、
①の自分を認識できる、という発達が
全ての基盤になります。
では私たちはどのように、
自分を認識していくのでしょうか?
それは
自分の体を「感じる」という
実体験がある、それが何度も体験できる
ということなんです。
例えば赤ちゃんであれば、
オムツをかえてもらう
おくるみに包んでもらう
それから
ゆらゆら揺らしてもらう
撫でてもらう
いろんな体験が十分に得られること
ここです!
これは、「感覚体験」とも言えますね^^
このような体感が得られることで
私たちは徐々に
わたしってこんな感じかな~
と意識し始めていきます。
そして自分でもいろいろと動けるようになっていくと
ますます、このような発達が進んでいきます。
そしてこれが育っていくと、
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
ああ、わたしって、
ここまでなんだ(足先・指先まで意識できる)
あ~重いものを持つって
こんな感じなんだ(筋の張りを感じる)
というように
「自分の身体」を知る、把握できるようになっていきます。
そしてこの育ちがナント
将来の
物や他者との関わりに
大きな力になっていくんですね。
ですからまず、
私たち大人が
知育にいきなり目を向けるのではなく
その基盤が何なのかということを
知ることが大事です!
そして
子どもたちの体を愛おしみ、
子どもが心地いいな~
安心だな~
と感じられるような
身体のお世話や関わりを
もっともっと増やしていくことが
とても大事だと思います♡
是非私たち大人も
子どもたちと身体を使った遊びなども
楽しむ機会を増やしたいですね♪